紫外線対策

最強の日焼け止めSPF50+ PA++++も意味がない!?ってどういうこと?

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日差しが強いワイキキの海

ドラッグストアやコンビニエンスストアにたくさん日焼け止めが売っていますが、日焼け止めを選ぶとき何を基準に選んでいますか?

メーカーでしょうか?価格でしょうか?

もちろん、値段も考慮に入れているとは思いますが、やはり日焼け止めの「性能」の目安であるSPFやPAの数値で選んでいる方が多いと思います。

 

注意ポイント

SPFの数値もPAの+の数も多ければ多いほど強い紫外線に耐えられると考えて、炎天下にいる時間が長い海や山でのレジャーなどではSPF50+ PA++++を選ぶ方も多いでしょう。

SPFやPAが大きいものを選ぶのはあながち間違いではありませんが、SPF50+ PA++++の日焼け止めも使い方を間違えると、紫外線を防ぐ効果が半減してしまうということがあまり知られていません。

また、SPF50+ PA++++ともなると、肌への刺激が強くて肌荒れがおきてしまう原因になります。

油分も多いため日焼け止めを落とすときはオイルクレンジングを使わないと落とせなかったりしますので、余計に肌から皮脂を奪い去るので肌が乾燥して肌荒れを助長してしまうのです。

特に値段の安い日焼け止めの多くは、価格を安く抑えるためにケミカルな紫外線吸収剤を多用しているので肌への刺激も強くなる傾向があります。

 

SPFやPAはどれくらいを選ぶべき?

どうしよう?

そもそも、日本で日焼け止めを使う場合、SPF20~25、PA++もあれば十分とも言われています。

沖縄やハワイなど特に日差しが強いリゾート地であれば、もっと強い日焼け止めのほうが安心ですが、それほど長い時間日に当たらないのであればSPF20~25、PA++でも十分紫外線を防ぐことができます。

長時間日差しにさらされる場合でも、2~3時間おきくらいに塗りなおすほうが、SPFやPAの高い日焼け止めを塗りっぱなしにするよりもよほどUVカットの効果は高いです。

 

日焼け止めの効果が減少する理由

ところで、なぜSPF50+ PA++++を使ってもUVカットの効果が半減してしまうのか??

それは、今説明したことと関係しますが、汗や海水、プールの水などでせっかく塗った日焼け止め流れ落ちてしまうからです。

 
特にウォータープルーフタイプの日焼け止めだと、汗に強そうなので一度塗ったらそれっきりにしている場合が多いため、汗で流れてしまった後にUVカット効果が半減してしまっても気づかずにいる場合が多いからです。

SPF50だから大丈夫!と朝、日焼け止めを塗ったまま夕方まで塗りなおさないと、期待しているほど紫外線を防いでくれないということになりかねません。

 

ポイント

SPFやPAが高い日焼け止めは長時間のUVカット効果が持続しますが、それは肌にしっかり塗って落ちていないことが条件となります。

夏場の炎天下や水泳などをする場合は、肌への負担が大きくなるのを覚悟で汗や水で流れ落ちないタイプの日焼け止めを使うのも一つの方法です。

しかし敏感肌の方や肌が弱く、肌荒れしがちな方は、SPF20~25くらいの肌に優しい紫外線散乱剤を使用した日焼け止めを2、3時間おきに重ね塗りするほうが効果的でおすすめです。

 

私の場合は、SPF25でPA++で肌荒れしないので、朝出かける前に塗ってランチを食べた後くらいにもう一度塗りなおすという感じで十分日焼け止めの効果を感じています。

いくら効果の高い日焼け止めを使っても肌が荒れてしまってはガッカリですからね。

あとは、夏でも基本的には長袖で過ごしています。
手の甲や首回りは露出しやすいので、忘れずに日焼け止めを塗るようにしています。

首回りは、できればストールなどを使って物理的に紫外線を防ぐようにしています。

 

日焼け止めのSPFやPAについて正しく理解できていますか??

女性

日焼け止めの効果を示すSPFの数値とPAの+の数についてほとんどの方が間違った認識をしています。

日差しが強い夏の炎天下ではSPF50やPA++++で、曇りや日差しの弱いときはSPF20 PA+で大丈夫のような日差しの強さによって数値の大きさを判断しているのではないでしょうか?

実は、これは間違いなんです。
いくら日差しが強くても、紫外線を浴びている時間30分や1時間程度ならSPF20で十分にUV対策ができるのです。

なぜかというと、SPFやPAの数値の大小は日差しの強さではなく、紫外線に当たっている時間によって分けられているからです。

 
テレビのCMなどで、リゾート地の海辺でいかにも日差しの強そうなシチュエーションで「最強の日焼け止め!SPF50+ PA++++!」なんてイメージで宣伝している影響も大きいのでしょう。

日差しが強いところではSPFやPAの値が大きいものをしないと!って思わされているような感じがします。

さて、具体的にSPF,PAの値でどれくらいの違いがあるのでしょうか?

 

サンケア指数SPF・PAの表示について


SPFとはsun protection factor(サン・プロテクション・ファクター)の略で、紫外線B波を防止する効果を表した数値です。

紫外線B波を肌が浴びてサンバーンを起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかを目安にした数値です。

ポイント

サンバーンというのは、肌が赤くなってヒリヒリするようになることです。
このサンバーンを起こすまでの時間は、もともとの肌の色によって変わってくるので、一概に何分とは決められていません。

日本人の場合の目安としては、色白の人はおよそ20分、普通の肌色の人で25分、色黒の人で30分くらいと覚えておくと良いでしょう。

SPFの数値の効果について説明するために、ここでは普通の肌色の場合で説明します。

SPF20の日焼け止めのケース


サンバーンを起こすまでの時間25分×SPF20
25×20=500分

25分でサンバーンを起こす肌の方にSPF20の日焼け止めを塗ることで、500分(8時間20分)まで伸ばせるということになります。

汗もかかず、肌から流れ落ちない環境なら、SPF20の日焼け止めを朝塗っておけば、夕方まで余裕で持つということになりますね。

色白の方は400分となるので、途中で塗りなおすかSPF25の日焼け止めでカバーできる計算になります。

 

紫外線B波(UV-B)は雲やガラスである程度さえぎられるので家の中にいれば、それほど心配しなくて大丈夫です。

 
PAとはProtection Grade of UV-A(プロテクション・グレード オブ ユーブイエー)の略で肌の奥まで届く紫外線A波を防止する効果を表した表示です。

紫外線A波を照射後、2~24時間の間に皮膚の即時黒化することを防ぐ効果を示しています。

ポイント

PAについては数値で示さず、効果の度合いで表記されます。
PA+:効果がある
PA++:かなり効果がある
PA+++:非常に効果がある
PA++++:きわめて高い効果

PAについては表示があいまいで分かりにくいですが、PA++以上を目安に使うと安心といわれています。

注意ポイント

紫外線A波(UV-A)はUV-Bと違って、雲やガラスを透過して肌の奥まで届くので、曇りや雨の日でも、家の中にいても油断禁物です。
しかも、肌の奥の真皮にあるコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうので、肌のハリが減少しシワやたるみの原因に直結します。

いつまでもシワたるみのない若々しい肌でいるためには、UV-Aをなるべく浴びない努力が必要です。

 
日焼け止めは日焼けやシミ、くすみを防ぐだけでなくシワやたるみを防ぐためでもあるので、どんなスキンケアよりも大切であると言えます。

日焼け止めのSPFやPA数値が小さいほど一般的に肌に刺激が少なく、肌荒れも起こしにくい特徴があります。
敏感肌の方や子供の日焼け止めには、刺激の少ないタイプを選んでください。

 

紫外線対策は夏だけしてもダメですよ!

 

紫外線についての基礎知識

紫外線はA波、B波、C波に分けられますが、波長が短いC波とB波の一部はオゾン層によって吸収されるため、地表には届きません。

地表に届く残りのB波と波長の長いA波を日焼け止めで防ぐ必要があります。

  • 紫外線A波:320nm~400nm(長波長紫外線)
  • 紫外線B波:280nm~320nm(中波長紫外線)
  • 紫外線C波:280nm以下の紫外線(短波長紫外線)

紫外線は波長が短いほど皮膚への影響が大きいのですが、肌の奥への浸透はしにくい性質があります。

幸いにも短い波長のB波の一部とC波はオゾン層で止まっています。

 
波長の長いA波は皮膚への影響はB波・C波に比べると少ないですが、肌の奥まで透過するので注意が必要です。

紫外A波はガラスや雲を通り抜けるので、日差しが無いといっても油断禁物です。

 
最近、資生堂の化粧品でディープ紫外線を防ぐというフレーズを聞いたことがあると思いますが、これは特に波長が長いA波のことを指しています。

紫外線A波は肌の奥まで透過し、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。

日焼けだけでなく、シワやたるみの原因になってしまうので、雨や曇りの日でも油断せずにUV対策を怠らないようにしましょう。

 
紫外線は夏の日差しが強いときは意識してUV対策をする方も多いですが、冬でもたくさん降り注いでいます。

真冬でも雪山にスキーやスノボをしにいくと真っ黒に日焼けしてしまうことがあると思います。

 
これは、空からの紫外線に加えて雪に反射した紫外線を浴びてしまうからです。

反射した紫外線の影響も大きいですが、日差しの弱い真冬でさえ、真夏に匹敵するほど日焼けしてしまうことを知れば、冬であってもUV対策が必要だということは理解できるでしょう。

 
洋服や日傘についても反射しやすい白いものよりも黒いほうが紫外線対策には向いています。

夏は白っぽい服装になりがちですが、実は光を反射しない黒いほうが紫外線対策には良いのです。

 
紫外線は肌だけでなく目からも吸収するので、UVカットの眼鏡やサングラスをかけることは理に適っています。

注意ポイント

サングラスは横からの紫外線の侵入に気を付けましょう。

サングラスをかけることで、目に入ってくる光が暗くなるため瞳孔が少し開きます。そこへ、横から差し込んだ紫外線が開いた瞳孔に直接入り込んでしまうので、注意しなければならないのです。

色の暗いサングラスをかける際は、目全体を覆うようなサングラスが良いでしょう。

 

紫外線対策のまとめ

  • なるべく肌を露出せず直接日光を肌に当てない
  • 手や顔、首回りなど衣類で隠せない部分には必ず日焼け止めを塗る。
  • SPFやPAは必ずしも数値が高いものでなくてよい。こまめに塗りなおす方が効果が高い。
  • 夏以外の季節も油断せず紫外線対策をしっかり行う。

 

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